就農準備にあたり、農業に関する情報を集めることにします
とはいっても
農業とこれまでかかわりないから、何から調べればいいのか
わからないよ!!
そうですよね
田中康晃氏の「ゼロからはじめる! 脱サラ農業の教科書」を参考に情報収集に取り組むことにしました
大きく3つの観点で情報収集を行うことにします
- 簡単に入手できるネットや書籍等の情報から学ぶ
- 農業の現場や人にふれる
- 統計データなど資料から読み解く
※随時更新していきます (2022.01.05更新)
Contents
農地、販売先、資金確保などの情報収集 みんなどうやってるの?
まずは、一般社団法人全国農業会議所 全国新規就農相談センターの
新規就農者の就農実態に関する調査結果(平成28年度調査)を見てみます
まず、自分が公務員から農家へ転職するので、類似に対象者がどのように情報収集しているか確認します
就農してから概ね 10 年以内(就農時点が 2006 年 1 月以降)の新規就農者のうち、
新規参入者者:非農家の出身者が農地の権利を取得する等して新たに農業経営を創設して就農するタイプ
※実家の経営に就農・経営継承した農家子弟(いわゆる「親元就農」)以外
新規参入者の経営資源等の情報源(複数回答)
上の表からわかること
親や兄弟、親類、知人といった血縁関係者や
自らの人的ネットワークからの情報収集が重要
⇨ 地域の選択、農地の確保、住宅の確保 の項目で第1位
◯地域の選択 親や兄弟、親類、知人(33.1%)
研修先(20.9%)、市町村(20.1%)
都道府県・全国段階の就農相談窓口(18.2%)
◯農地の確保 親や兄弟、親類、知人 (32.3%)
市町村(28.7%)、研修先(28.1%)
農業委員会(25.6%)、一般農家・農業法人(22.4%)
◯販売先の確保 農協 (50.7%)
◯住宅の確保 親や兄弟、親類、知人(35.9%) その他 (18.9%)
不動産業者 (16.7%)、市町村(15.4%)
◯資金の確保 市町村 (30.6%)、農協 (24.0%)
親や兄弟、親類、知人 (22.6%)、日本政策金融公庫 (16.5%)
ネットや書籍等による情報収集
ネットや書籍による情報収集は、日々の生活の細切れの時間でも行うことができます
すき間時間を活用して、情報を集めてみたいと思います
ただし、
ネット、書籍の情報は、それぞれ情報の信用度が違う
しっかり情報源を見極める必要があるよ!
農業体験できる場所をさがす
自分が農家へ転職してやっていけるか、最初のステップとして、農業体験をしてみようと思います
農業体験といっても、さまざま、週末だけ学ぶものや年間通して通学する大学もあります
そのために、ネット上で農業体験などを実施している団体等を調べてみました
ネットで調べた「さいたま市周辺の農業体験・農業研修先」を以下の記事にまとめました
まずは、下記のポイントを考えて、体験先を選びたいと思っています
- 働きながら週末を活用して、農業体験をする
- 自分が実際に、畑を耕し、収穫するまでの一連の経験ができる
- 家から通える距離
- 将来の就農・独立に向けて、一時的に雇ってもらって、ノウハウを学び続けるなどの可能性があるか
- 体験プログラムの内容
農業の現場、人にふれる
転職して農家になる、そのために本当に必要な情報とはどこにあるのでしょうか
実際に農業を行っている地をみて、
話を聞くことが一番!! それこそが本当の情報だよ
ということで、
農家の人が直接、開いている直売所などに
実際に行って、畑を見て、野菜を食べて、話を聞いていこうと思います
野菜直売所
こばやし農園
ベジボーイキッチン
ヨロ研カフェ
農業体験・農業研修
さいたま市の見沼たんぼ周辺で行っている農業体験・農業研修等
NO | 名称 | 講習名等 | 場所等 | 内容 |
1 | 美園ファーマーズ倶楽部 | 農業講習 (アグリジュニア) | さいたま市見沼区 | 全19回 240分 9時から16時30分頃 午前中指導受講、午後実習(荒天延期は翌週日曜日に開催) 一般野菜とヨーロッパ野菜 |
2 | みその農園クラブ | 体験農園 | さいたま市緑区 | 24平米 全10回 毎月の第2日曜日 午前9時から11時 片づけのあと11時半ころから1時ころまで懇親昼食会を実施 |
3 | こばやし農園 | 農業体験イベント サポーター 就農希望者への研修制度 | さいたま市見沼区 | 見沼たんぼで農薬肥料を使わずに栽培される見沼野菜を応援するサポーター 年間を通じて行われる各種イベントの案内送付 収穫体験、栽培体験、田植え、稲刈りイベント、農業機械体験、農業セミナー、勉強会 |
4 | 見沼たんぼ 就農予備校 | 入門 | 見沼たんぼ内 | 100平米 基礎技術研修(全3回すべて受講) 実践技術研修(露地野菜) 各自がさいたま市見沼たんぼ地内100㎡程度の研修用農地を使用し、実践的な 露地野菜の 栽培技術を 習得する 1月開講:1月中旬から1年間 8月開講:8月中旬から1年間 |
5 | アグリイノベーション大学校 | アグリスタンダードコース | 埼玉農場 さいたま市西区 | 年2回入学 春季3月開講、秋季10月開講 〈概要〉土曜又は日曜日に開講(1講義2時間、農場実習は、1講義3時間) 農場実習 9:30-12:30実習 14:00-16:30 演習(任意) 総受講時間 132時間(週1日程度) 17か月 期間中に農業技術検定2級に合格することを推奨 有機農法を学べる野菜約40種類 広い面積での農場での規模や生産量を体感できる。 |
6 | ファーム・インさぎ山 | 農業体験 | さいたま市緑区上野田 | 3月〜12月の第2土曜(8月は第一土曜) 年間を通して農作物の作付け体験と、農村生活体験を行う。 |
7 | オーガニック・ハーベスト丸山 | さいたま市見沼区蓮沼 | 9月からじゃがいも栽培体験ほか 10月〜12月収穫体験 じゃがいも、さつまいも、だいこん、ほか | |
8 | 栽培指導付き体験型農園 | 体験型農園 | さいたま市見沼区片柳東 | 1月〜2月申込み。講習会は全12回。土日に分けて開催(午前中)。春から秋までの期間、多種類の野菜を栽培収穫する。農家が作った栽培計画に基づいて野菜を栽培。野菜づくりの基本は講習会で直接指導。講習会は、月に2回程度。 |
※ ネットに掲載されていた情報をもとに整理。
新型コロナの影響か、2021年度の更新がなく、過去の情報からもってきたものもある。